Java言語を使ってプログラミングを行う上で、比較的多くの人に利用されているのがフレームワークです。
フレームワークとはソフトウェアの開発に必要な機能や骨組みを提供するもので、必ずしもなくてはならない物というわけではありません。しかし、利用することで得られるメリットがたくさんあります。
中でも特に大きなメリットが、時間の短縮です。
アプリケーションの内容によって若干の違いはありますが、開発には膨大とも言える量のプログラミングを行わなくてはいけないため、必然的に時間が掛かってしまいます。しかしフレームワークは以前の開発で使ったものをそのまま再利用することもできるので、新規で開発をする場合に基本的な作業を省くことができます。
短縮することで余裕が生まれるので、デザインやカスタマイズなどの部分に時間を費やしてより良いものを作ることができます。
時間と同様に魅力とされるのが、高いセキュリティによるプログラミング、いわゆるセキュアプログラミングです。
時代の移り変わりの中でインターネットはより身近なものになってきていますが、それに伴いサイバー犯罪も増加傾向にあります。そのため、アプリケーションの開発ではこうした外部からの攻撃を防ぐためのセキュリティ対策が不可欠です。
とは言え、高度なサイバー攻撃に対抗できるセキュリティを開発するのは、初心者にはハードルが高いのは否めません。
しかしフレームワークの中には、あらかじめ高いセキュアプログラミングを備えているものも多くあります。これによって、新しくセキュリティを組み込む手間や時間を短縮できるだけでなく、初心者でも安心して開発に取り組めるようになります。